三原小学校東分校は、高知県三原村に位置する廃校である。
この辺りには、林業や炭焼きを生業とする人々が多く住んでいた。昭和55年、建て替えに伴う統合が決定し閉校となった。
埋もれかけた校舎

草木が生い茂り、県道から校舎は目視出来ない。
目の前まで接近してみても、屋根が僅かに見える程度である。

何とか草木を掻き分け、玄関へ辿り着いた。扉は開け放たれている。

学校には関係のない残留物も見られる。
閉校後に、校舎が転用されることは珍しくないことだ。

教室には古いラジオが残っている。

苔生した廊下が非常に美しい。残留物は少なく、比較的短時間で見て回れる。
つまらないと言う廃墟マニアもいるが、美しい見所が一つでもあれば、足を運んだ甲斐があったというものだ。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | B |
| 到達難易度 | B |
| 廃墟残留物 | C |
| 崩壊危険度 | B |
| 廃墟化年数 | A |
廃墟評価の詳細はこちら。