三原小学校東分校は、県道46号線沿いに位置する廃校である。
当時、この辺りには林業や炭焼きを生業とする人々が多く、アニメ「鬼滅の刃」に登場する竈門炭治郎のような子供たちが通っていた分校だという。
昭和55年、建て替えに伴う統合が決定し閉校となった。
埋もれかけた校舎
草木が生い茂り、県道から校舎は全く見えない。目の前まで来たものの、屋根が僅かに見えるだけである。
何とか草木を掻き分け玄関へ辿り着いた。扉が開け放たれている。
学校には関係のない残留物も見られる。閉校後に校舎が転用されることは珍しくない。
教室には古いラジオが残っている。
苔むした廊下が明るく照らされ非常に美しい。
残留物が少なく、校舎内は比較的短時間で見て回れる。
つまらないと言う廃墟マニアもいるが、美しい見所が一つでもあれば、訪れた甲斐があったというものだ。
廃墟評価
廃墟退廃美 | B |
到達難易度 | B |
廃墟残留物 | C |
崩壊危険度 | B |
廃墟化年数 | A |
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