とある山中の別荘地に、西洋の城を模したコンクリートの廃墟が残っている。
その独特な外観から「魔女の館」と呼ばれ、心霊スポットとして名高い。運が良ければ、羽を伸ばす魔女に出会えるかもしれない。
ドイツの城
重厚感のある扉が怪しい雰囲気を醸し出している。心霊スポットと噂されるのも無理はない。
壁に掲げられた木札には「Drachenburg」と書かれており、ドイツのドラッヘンブルク城がモデルのようだ。
魔女の館は某企業の保養所として建設されたもので、エントランスに落ちていた看板によると、建物の名称は「バカンスハウス」であった。
屋上まで続く螺旋階段は、魔女の館の見所の一つである。
最上階から螺旋階段を覗き込む。吸い込まれてしまいそうだ。
2階はプールバーのような娯楽室になっている。
お気に入りの椅子
魔女お気に入りのロッキングチェア。ここでゆったりと羽を伸ばしていたに違いない。
しかし、近年心無い訪問者によって椅子は破壊されてしまい、魔女は何処かへ去ってしまった。主を失った魔女の館は、これからどうなっていくのだろうか。
廃墟評価
廃墟退廃美 | C |
到達難易度 | B |
廃墟残留物 | C |
崩壊危険度 | C |
廃墟化年数 | B |
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