とある有料公園内に廃墟が残っていると聞き、遥々関東地方を訪れた。
公園の入場料は600円。廃墟の為とは言え、正直高い。
有名建築家の作品
駐車場に車を停め、遊歩道を歩いて行く。運動不足の私には、往復1時間の道程は中々きつい。
公園内には、不使用状態のコテージが数多く残っている。
竣工は昭和46年。とある著名な建築家が手掛けた作品で、円錐の茅葺屋根が特徴的だ。
管理されている様子は無く、傷んだ茅葺屋根の間から下地の鉄骨が見えている。
扉が開いていた貴賓室を覗いてみる。天井全体が花のようになっており、照明は雌蕊と雄蕊のような独創的なデザインだ。
流石、有名建築家が手掛けただけのことはある。しかし、このまま廃墟として朽ちていくのは非常に勿体無い。何か再利用の道は無いのだろうか。
廃墟評価
廃墟退廃美 | B |
到達難易度 | B |
廃墟残留物 | C |
崩壊危険度 | B |
廃墟化年数 | A |
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