津山プラザホテル(TSUYAMA PLAZA HOTEL)は、岡山県津山市に位置する廃ホテルである。
館内のとある箇所が「廃墟の女王」とも称される摩耶観光ホテルを彷彿とさせることから、通称「岡山のマヤカン」と呼ばれている。
岡山のマヤカン
開業は昭和49年。平成14年頃に閉業したと言われているが、定かではない。
高台に建つ津山プラザホテルは、遠くからでも非常に目立つ。地元では誰もが知る心霊スポットであり、破壊行為と経年劣化によって荒廃が進んでいる。
割れた窓ガラスから雨が吹き込み、床が美しく苔生している。
津山プラザホテルは、複数の宴会場や結婚式場、レストラン、ラウンジを備えた大型のホテルであった。
すっかり色褪せてしまった館内。当時の華やかさは、今となっては見る影も無い。
津山プラザホテルが「岡山のマヤカン」と呼ばれる所以、それがこのガラス張りの踊り場だ。美しさに思わず声が出た。
ここは荒れ果てた館内で唯一、ガラスが割られていない箇所でもある。荒くれ者にも良心が残っているのか、将又踊り場の美しさに感動を覚えたのか。
美しいと感じる箇所は少なかったが「岡山のマヤカン」の異名は伊達では無かった。
廃墟評価
廃墟退廃美 | B |
到達難易度 | C |
廃墟残留物 | C |
崩壊危険度 | B |
廃墟化年数 | B |
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