姫川病院は、新潟県糸魚川市に位置する廃病院である。
新潟県屈指の心霊スポットであり、手術室や霊安室で度々心霊現象が起きるという。
深刻な医師不足

開院は昭和62年。正式名称を「糸魚川医療生活協同組合姫川病院」という。医療過疎地域であった糸魚川市に、地域住民の出資によって建てられた中核病院※1であった。
しかし、深刻な医師不足による一部の診療科の廃止などから経営難に陥り、約22億円もの負債を抱え経営破綻。平成19年に閉院となった。

放置された建物は、閉院から20年も経っていないというのに、落書きや破壊行為による荒廃が凄まじい。
肝試しでもしているのだろうか。時折、上階から騒ぎ声が聞こえてくる。

一般的にイメージする、正に絵に描いたような廃病院である。

黴が酷い眼科の診察室。呼吸を躊躇ってしまうほど、空気が悪い。

剥がれたクロスを、ローブ代わりに纏う時の魔術師。
姫川病院の時間が、再び動き出すことは無い。

水が滴る診察室には、当時働いていた医師の名札が残っている。

私のお気に入りのアングルの廊下。気分はバイオハザードの主人公である。

院内の雰囲気は堪らないが、私の求める美しさは存在しない。

心霊現象が起きるとされる曰く付きの霊安室へ。私は霊を信じていないため、心霊現象が起きることは無い。
そして、例の騒ぎ声が近くまで迫ってきている。撮影したい箇所が残っているが、鉢合わせすると非常に面倒なため、この辺りで退散することにしよう。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | B |
| 到達難易度 | C |
| 廃墟残留物 | A |
| 崩壊危険度 | C |
| 廃墟化年数 | C |
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脚注
※1^ 地域医療において、中心的な役割を果たす病院のこと。