小椎葉小学校は、宮崎県西都市に位置する廃校である。
かつて、この辺りは東米良村と呼ばれる村であった。昭和37年、一ツ瀬ダムの建設に伴い一部が西都市へ、その他の村域が木城町へ編入され、東米良村の名は地図から消えた。
蝙蝠の巣窟
落石だらけの荒れた道路を走って来た。注意深く見ておかなければ、校舎を通り過ぎてしまう。
小椎葉小学校の創立は明治11年。昭和55年に閉校となったが、平成8年頃まで別の用途で校舎は使用されていたようだ。
東米良村の村域は殆どが険しい森林地帯であり、山を切り開いた小規模な集落が点在していた。
集落ごとに学校が存在していたため、周辺には多くの廃校が残っている。
壁に掛けられた鹿の頭蓋骨。悪趣味極まりない。
小学校の面影は殆ど残っていない。
僻地の小学校は、校内で給食を作っていたようだ。
物が残っていないため、面白味はあまり無い。朽ち方もイマイチだ。
奥へ進むにつれて蝙蝠の数も多くなってきた。この辺りで引き返すことにしよう。
廃墟評価
廃墟退廃美 | B |
到達難易度 | A |
廃墟残留物 | B |
崩壊危険度 | B |
廃墟化年数 | B |
廃墟評価の詳細はこちら。