平糠小中学校は、岩手県一戸町に位置する廃校である。
平成12年に中学校、平成19年に小学校が閉校となった。
小中併設校

左側の大きな校舎が小学校、右側の高台の校舎が中学校である。小中併設校のため校庭が広い。
小学校は明治10年の創立である。当初から独立校で、山村の小規模校としては非常に珍しいことであった。

小学校と中学校の校舎を繋ぐ渡り廊下。童心を擽る面白い構造の校舎である。
休み時間に走り回る児童たちの姿が、容易に想像できる。

中学校は昭和22年に「小鳥谷中学校平糠分教室」として、平糠小学校に併設。
昭和28年、生徒数の増加に伴い平糠分教室を昇格し、平糠中学校として独立した。

剥製は全く毟られていない。訪問者の質が非常に良いようだ。

教室を覗いてみると、何故か運動会で使用する大玉が転がっていた。

嘗て教室に掲げられていた教育目標が哀愁を誘う。

役目を終えた小学校と中学校の表札が並んでいる。
持ち帰りたい衝動を抑え、教室を後にした。

訪問から数年後、校舎解体の報せが突如耳に入った。
更地となってしまったが、これからも卒業生の心の中に平糠小中学校は残り続ける。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | C |
| 到達難易度 | C |
| 廃墟残留物 | B |
| 崩壊危険度 | B |
| 廃墟化年数 | C |
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