静岡県浜松市から、和歌山県和歌山市を結ぶ国道42号線。紀伊半島の海岸沿いの道路は「熊野街道」とも呼ばれ、美しい景色が楽しめる絶景のドライブロードである。
今回の目的地は、国道42号線の終点に近い山中に位置する廃墟と公衆電話だ。
水越トンネルを抜けると、廃墟と化した大衆食堂が目に入る。至って普通の廃墟だが、目の前の公衆電話が気になって仕方が無い。
周辺には外灯が殆ど無く、暗闇の中に浮かび上がる公衆電話は非常に不気味だ。況してや後ろは廃墟である。
このような辺鄙な場所の不気味な公衆電話を利用する者がいるのだろうか。私には甚だ疑問だ。
| 廃墟退廃美 | B |
| 到達難易度 | C |
| 廃墟残留物 | C |
| 崩壊危険度 | C |
| 廃墟化年数 | C |
廃墟評価の詳細はこちら。
廃墟は一般的な観光地とは違い、詳細な情報が公表されているものではございません。廃墟の場所の特定には莫大な労力と時間がかかるものです。インターネットでの情報収集、古い書籍の閲覧、グーグルマップの航空写真などを利用し、日々廃墟の特定に精を出しておりますが、私一人では限界がございます。常に解体や自然倒壊の危機に晒されている廃墟には、残された時間がありません。
そこで皆様の力をお借りしたいと考えております。身近にある廃墟や旅先で見つけた廃墟、噂で聞いた廃墟など、どんなに些細な情報でも構いません。場所やジャンルを問わず歓迎致します。廃墟マニアの方からの情報交換や、気になっている廃墟の調査依頼なども歓迎致します。皆様からの情報提供を心よりお待ちしております。