山口小学校滝畑分校は、和歌山県和歌山市に位置する廃校である。
明治33年、山口尋常高等小学校の分教場として設置。平成4年から休校となっていたが、平成27年に正式に閉校となった。
小さな小さな校舎

滝畑分校へ続く道は非常に狭く、離合が困難である。空き地に車を停め暫く歩いて行くと、公園のような校庭と小さな校舎が現れた。
現在残っている校舎は、昭和39年に建てられたものである。

悲しげに横たわる取り外された校門。校庭の木々は伐採され、遊具も全て撤去されている。

殺風景な花壇に残る白木蓮の立て札が、寂寥感を際立たせる。

唯一残る当時の残留物。焼却時のダイオキシン発生が社会問題となり、焼却炉は学校から姿を消した。

校舎の状態は比較的良好で、目立った損壊は無い。校舎内も綺麗な状態が保たれている。

扉に南京錠が掛けられている。校舎は再利用されているのだろうか。

閑散とした集落に響く小鳥の囀り。こじんまりと纏まった校舎と校庭には、思い出がぎっしりと詰まっているはずだ。
そろそろ、次の廃墟へと向かわなければならない。懐旧と寂寥が交錯する不思議な気持ちを抱え、滝畑分校に別れを告げた。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | C |
| 到達難易度 | B |
| 廃墟残留物 | C |
| 崩壊危険度 | C |
| 廃墟化年数 | C |
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