矢ノ川小学校は、三重県熊野市に位置する廃校である。
同県内の「矢ノ川峠」の読み方と混同されることが多いが、小学校が位置する旧紀和町の地名は「やのかわ」である。
絶妙なバランス

国道311号線沿いの一段高い場所に校舎は建てられているため、気付かずに一度通り過ぎてしまった。
創立は明治8年。昭和34年に校舎の増築工事が行われ、現在のL字型の校舎となった。昭和63年から休校扱いとなっているが、学校が再開される見込みは全く無い。

現役の小学校の放課後のような教室。古い木造校舎にも拘らず、状態が非常に良い。

その分、廃墟としての美しさは物足りない。

外観からは分かり辛いが、傷んでいる箇所もある。

朽ちた床の上で、地球儀が絶妙なバランスを保っている。落ちそうで落ちない御利益がありそうなこの状況を、是非受験生たちに見て欲しい。
矢ノ川小学校へ足を運んだのは、数年前の春である。現在、あの地球儀はどうなっているのだろうか。ふとした時に思い出すことがある。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | C |
| 到達難易度 | C |
| 廃墟残留物 | A |
| 崩壊危険度 | B |
| 廃墟化年数 | B |
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