湖畔荘は、広島県尾道市に位置する廃旅館である。
木造2階建ての建物が残っているが、正確な開業閉業時期は不明である。
池畔の半壊廃旅館

初春とは言え早朝は気温が低く、厚着をしていても少し寒い。
湖畔荘は瘡神池の畔に建てられている。そのため「湖畔荘」ではなく「池畔荘」の方が状況的には正しい。

屁理屈は程々にして、湖畔荘の前へ。
繁茂した笹藪が行く手を阻むが、虫の心配は無さそうだ。

「お邪魔します」と声を掛けると、1匹の蝙蝠が元気良く外へ飛び出していった。

2階が崩落しているため、1階は瓦礫の山である。

1階の探索は諦め、頼りない階段を上り2階へ。
廊下を残し、左右の客室は既に崩れ落ちている。現在立っている場所も安全ではない。

辛うじて原形を保っている客室もあるが、畳を踏む勇気は無い。

突き当たりには広めの客室がある。
営業当時のことは全く分からないが、眺めや雰囲気は非常に良さそうだ。

剥き出しとなった客室から、瘡神池を一望する。
廃墟では一瞬の油断が死を招く。終始緊張感が漂い、初心を思い出させてくれる廃旅館であった。
廃墟評価
| 廃墟退廃美 | B |
| 到達難易度 | C |
| 廃墟残留物 | C |
| 崩壊危険度 | S |
| 廃墟化年数 | A |
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