栗山トンネルは、北海道長沼町に位置する廃隧道である。
平成2年に土砂崩れが発生し、トンネルが崩落。複数の下り線として使用されていたが、復旧を断念し廃止となった。
室蘭本線
栗山トンネルは、JR北海道室蘭本線の栗山駅から栗丘駅間に位置する。
特に立入禁止の看板がある訳でも無く、付近に車を停めて普通に歩いて行ける。
延々と続くアーチから差し込む光が非常に美しい。念のため、羆には注意しておきたい。
アーチが続く区間は実はトンネルでは無く、覆道と呼ばれるものである。
線路を歩くと、どうしてもソワソワしてしまう。
崩落箇所
歩いて行くと崩落箇所が見えてきた。天井まで流れ込んだ土砂の隙間から、外の光が漏れている。土砂を登ったような足跡も確認出来る。
単独探索が基本の私はリスクを冒す訳にはいかない。登りたい気持ちを抑え、再び歩いてきた線路を戻ることにしよう。
廃墟評価
廃墟退廃美 | A |
到達難易度 | C |
廃墟残留物 | – |
崩壊危険度 | A |
廃墟化年数 | B |
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